44歳シングルマタニティー、そしてシングルマザーになる!

43歳で妊娠がわかり、結婚もせず、両親も他界しているので金銭的に頼る家族もいません。そんなわたしが生まれてくる子のために成長し、現職じゃない職種でがんばり、目標はマンションを購入!

電車の中で(1)

もう10年くらい前の話ですが
朝の山手線で
妊婦バッチを付けた方が
気分悪そうに隣で立っていたが
誰も気が付いていないよう。
前の長座席は全員男性。
わざと全体に聞こえるように
「大丈夫ですか。」と言ってみたが
ご本人が青い顔をして頭を下げるだけで
誰も反応なし。
次の駅で何人か降りて
ご本人の3人向こうの女性が
お声をかけてくださり
妊婦さんは座れた。
 
この経験がいまだ尾を引いているからか
電車で優しくしない人に
ずっと憤りを感じている。
 
お腹が重いのと
掛け持ちもしていたので荷物が多く
歩くのが遅くなり
何度も座れなかった。
 
妊娠4-6カ月くらいのときは
週2回新宿で授業をしていて
電車に乗るのがたいてい22時くらい。
特に金曜は飲み会のあと
流れるようにみんな乗るので
あぶなかったことも。
 
でも、
そこはそれぞれの事情もあるしと
開き直っていた。
 
面白かったのが
優先席にもともと座っていたインド人男性。
お腹の大きなわたしが前に立っても
何も気にせず、インドの歌を歌っている。
そのうちわたしの隣で
車両に寄り掛かる
きれいなスペイン女性に気が付いた。
彼女に席を譲った。
インド女性はお腹が結構出ている人が多いので
妊婦と認識されなかったのか
ただそのきれいな女性に優しくしたかったのか
よくわからないが、笑えた。
 
でも
ある金曜の新宿22時前後。
優先席に座ろうと
一番前で待っていても
わたしを押しのけて
優先席に座る水商売風の30代くらいの男性。
爆音で音楽を聴き
大きなお腹の女性が前に立っているのさえ
目に入っていない。
 
声をあげたいくらい腹が立ったが
お腹の子や
周り乗客が楽しそうに帰っていたから
ぐっと こらえた