区の母親学級
妊婦にとって情報は命である。
当時のわたしは特に
情報を集めることに躍起になっていた。
なので、出産クラスやママ学級は
100%出たい。
ただ区の母親学級に出たいと思っても
たいてい平日の15時とかである。
そうなると、働いている人には難しい。
そのときは産休に入っていたので
区でしている母親学級に出ようと思い
見ると、
わたしの区の保健所は3箇所。
近く保健所のは先月までで
次は出産後である。
行きたい月のは1箇所でしかしていない。
電車で30~40分
2回も乗り換えをしなきゃいけない。
大変だが、どうしても出たいので
わたしの区域の担当保健師さんと相談して
予約の電話をしたが
もう満員だったので
電話に出た担当に聞いてみた。
私「だったら、1回も行けない人はどうすればいいですか。」
担当の人「わからないことは区域担当の保健師に聞いてください。」
私「わからないことも何も、わからないことすらわからないんです。」
担当の人「不安なことは保健師に相談してください。」
私「何が不安かもわかりません。
例えばあなたがアメリカに行って
わからないことを聞いてください。と聞かれて
わからないことを説明できますか?」**1
電話の人「保健師も母親学級の講師をすることがあり
同じようなことを教えてもらえます。」
私「同じようなですよね?100%同じことですか。それが不安です。」
電話の人「だから同じようなことです。」
私「わたしは(母親学級と)100%同じことが知りたいんです。
わたしも病院でも受けていますが、何回か同じことを聞いているうちに
それが理解できたりするんです。1回でわかるわけがないんです。」
というような押し問答が続いき
わたしのような人はどうすればいいか再度聞くと
「担当の保健師から同じテキストでレクチャ―してもらってください。」と
ほとんど同じ答えが返ってくる。
それを受けてないことが本当に不安だったし、
「保健師さんにも何と説明したら受けさせてもらえるのかさえわからない!」
と言って電話口で怒った。
どんな妊婦でも失敗はできない、怖い!と思っていること。
だからこそ育児についてのいろいろなことを
人の何倍も勉強していかなければならない状況(心情)を
もっと理解していほしいものだと感じた。
**日本語が通じる設定で、
英語を勉強する=子供を産むという目的以外
何もわからないという意味です。