44歳シングルマタニティー、そしてシングルマザーになる!

43歳で妊娠がわかり、結婚もせず、両親も他界しているので金銭的に頼る家族もいません。そんなわたしが生まれてくる子のために成長し、現職じゃない職種でがんばり、目標はマンションを購入!

自分の子ども

わたしは子どもが好きだが

自分が家庭を持つというのが

ピンと来ず

特に「子どもを産みたい!」と考えたこともなかった。

 

一度結婚していたが

お金もなく

相手の頼りない部分が

日増しに見えてくる状態だったので

2人の生活を立てることだけしかなかった。

 

高校生くらいのときから

父に「早く結婚して孫を見せてほしい」

のようなことも言われていて

それが鬱陶しくて仕方なかったというのもある。

 

そしてわたしの父方の祖父母が

わたしから見てすばらしい人で

父の兄、つまり叔父は戦争孤児で

祖父母がもらい育てた。

その叔父が戦地から戻ってき、結婚したのだが

若くして他界してしまった。

その後、その子どもたち、

つまりわたしのいとこたち4人を育てていた。

一方、戦地で亡くなった身寄りのない親戚がいると

無縁仏にするのは不憫だと言って

三男坊の父を養子に出した

(名前だけなので生活は実父母としていた)。

 

このような「養子」というのに

抵抗がない環境で育ったせいか

子どものころから「別に自分で産まんでも養子でええし。」とも

考えていた。

 

最近では女性雑誌の結婚などの特集で

子どもについてのページ量が

妊活と養子が50%ずつというのも

ざらにある。

 

そんな養子縁組の記事に共感し

しっかり熟読したこともある。

 

そんなわたしが

子どもを産みたいと思い授かった。

 

子どもはお腹に宿る前に

お母さんをみるという。

あかちゃんは

わたしのどこを見て

わたしのお腹に宿ったのだろう

ずっと考えている。