44歳シングルマタニティー、そしてシングルマザーになる!

43歳で妊娠がわかり、結婚もせず、両親も他界しているので金銭的に頼る家族もいません。そんなわたしが生まれてくる子のために成長し、現職じゃない職種でがんばり、目標はマンションを購入!

彼に伝える

「あのね、怒らないで聞いてね。」

から始めて

「実はこの前

 あなたの精子とわたしの相性を

 検査したんよ。」

と言うと、厳しい目のままで

「それがね、良くなかったんよ。」

まだ何も話さない。

どういう検査かと説明し

「あなたの精子が動かなかった。」

まで言うと、重い口を開いた。

 

実はわたしの彼は寒い国から来た外国人で

彼の友人から聞いた話を始めた。

「同し国のご夫婦で来日し、数年働いたあと

 国へ帰ると

 ご主人の精子がダメになっていたんだって。

 ご主人が病院で診てもらった結果によると

 どうやら日本の暑さが原因らしいだよね。」

その年の夏、

彼のいとこがデカセギのため来日し

就労4日目で暑さにやられ

1週間も入院した。

彼も暑さにまいり

日射病の寸前みたいなことはしょっちゅうだった。

なので、

本人も恐れていたそうだ。

 

「わたしの中が

 あなたと合わなかっただけかもしれないじゃん。」

「だからわたしのほうが先に他のいろいろな検査するからね。」

とか言っても、あまり耳に入っていない様子。

 

彼から

「なんか検査とかするの?」

と言われたので

精子検査のことを伝えた。

 

ただ彼の国では

男の人が自分ですることが

無精子症をおこしたり

身体に良くないという風習?噂?があり

彼自身、自分でした経験が

1回くらいしかないので

気持ち的にもできるかどうか心配だった